経鼻内視鏡は胃カメラの進化とともに日々実績が積み重ねられています。その経験が楽な検査を実現させていきます
進化し細くなった胃カメラでストレスなく検査
食道、胃、十二指腸を観察するための胃カメラもどんどん進化しています。最近では口からカメラを入れるのではなく、パスタくらいの細いカメラを鼻から挿入する「経鼻内視鏡」があり、最近ではレーザー光を光源に使うことで格段に診断能力が向上しています。当クリニックでも早速導入しています。
会話をしながら検査できる楽な鼻からの挿入
経鼻内視鏡であれば、カメラが舌の根元に触れないので「オエッ」という反射がほとんどなく、検査を受けるのがはるかに楽になります。またカメラで口をふさがれないため 検査中も会話ができるという利点もあります。検査中にモニターに映し出される自分の胃の映像を見ながら、その場で質問ができます。また検査中にしゃべれることは安全な検査にもつながります。口からのカメラと較べて苦痛の程度が格段に違うといえるでしょう。
機器の滅菌洗浄も大切な治療工程のひとつ
内視鏡を受けたいけれど、感染を危惧されている方も少なくないと思います。 当院では内視鏡検査の度に専用の洗浄器で洗浄・消毒・滅菌をしています。 これにより一般細菌、ピロリ菌、結核菌、真菌、肝炎ウイルス、エイズウイルスなどは完全に死滅し感染の危険はありません。
ピロリ菌検査について
ピロリ菌は人の胃に住みつく菌で、幼少期までの免疫が未熟な時期に感染します。感染が持続すると胃に慢性的な炎症を起こし、胃の粘膜が萎縮していきます。さらに胃潰瘍や胃癌の原因となります。
当院ではピロリ菌の検査歴がない方には、胃カメラの際にピロリ菌検査をおすすめしています。もちろんピロリ菌に観戦していた場合には除菌治療が可能です。